雑誌「建築知識ビルダーズ」の特集にお客様の事例が掲載されました

11/27(金)に発売された「建築知識ビルダーズ」NO.43 こちらの特集・企画にて、弊社が資材提供させていただいたお客様の事例が掲載されました。

特集テーマは「合理的家づくりのススメ」。そしてもうひとつ、「今から始めるパネル工法入門」という企画です。

■特集「合理的家づくりのススメ」
仙台の菊池佳晴建築設計事務所様は、規格住宅「もとのす」について誕生のきっかけや間取り、施工法や今後の可能性などを紹介されています。

意匠性が高いことに加えて5年ほど前から高性能住宅を手掛けてこられ、弊社はその材料面でのお手伝いをさせていただいておりました。
お付き合いさせていただくなかで、外壁をはじめとする自然素材と温熱環境が両立する「質の高いプロトタイプ住宅」を作りませんかとご提案。その想いにとても共感してくださいました。

そして材料・設計・施工精度を高めていく過程で今野建業様の施工現場に出会い、その高い技術力を目の当たりにし、全てが合わされば美しさと技術が生み出す性能を併せ持った住まいができるのではないかと考えます。

皆様の想いが合致し菊池佳晴建築設計事務所様をはじめ、同市内の設計事務所、工務店3社、建材商社として弊社の協業が始まり、「もとのす」という規格住宅が誕生。
「もとのす」は限りなくシンプルな「素の状態」の住まいをイメージしており、予算の少ないお客様へも意匠性の高い高性能住宅を提供できることをコンセプトとしています。

こちらの記事に掲載されている物件の外壁は全面に屋久島地杉材を、窓はUNILUXを使用いただき、まさに意匠性と高性能を併せ持つ住宅となりました。

また施工方法については大型パネルを導入し、断熱制度を落とさず現場の合理化を図り、工期短縮・省力化に成功。
元々今野建業様はパネル工法に関心をもたれており、弊社が大型パネルの製作・手配を手がけていたこともあり今回の導入が実現。材料支給以外でも貢献できた喜ばしい事例となりました。

■「今から始めるパネル工法入門」
以前チャネル通信でもご紹介した、秋田県のもるくす建築社様と静岡県の第一建設様がコラボレーションして生まれたプロトタイプ住宅「HIBIKI The MIRAI」が取り上げられました。
(ぜひ以前の記事と合わせてお読みください)
こちらの物件も、弊社の屋久島地杉の外壁材を全面と、窓はUNILUXを使用。

施工方法は小型パネルの「窓付き断熱パネル工法」を採用し施工精度を上げ、工期を短縮。
設計の段階から現場施工となる箇所を一か所に集中させることで施工の無駄をなくし、結果現場で発生するごみの量も減らすなど合理的かつ省エネルギーな現場となりました。

記事では、もるすく建築社の佐藤代表が設計やコスト管理面で行った配慮や計画についてご本人が執筆されています。また、このプロトタイプ住宅が、施工した第一建設様のものとして発展・量産していくことを願っていると知り、素敵な関係性を感じました。

―――こうしてチャネルのお客様同士が繋がり、協業し、様々な素晴らしいコラボレーション案件が誕生していく。本当に喜ばしく、建築資材販売会社としての冥利につきます。
今後も弊社は良い家づくり・残していきたい家づくりを全力でサポートし、より「良い家」を増やしていくことを目指し邁進してまいります。

どちらの記事もとても面白く、このほかパネルの種類や普及の実態などに関する記事もありとても勉強になる一冊でした。是非お手に取って読んでみてはいかがでしょうか。