「雨にも負けず、風にも負けない」高耐久透湿防水シートの販売とカタログ配布を開始。

チャネルオリジナルは、木の外観を社会に広めるパイオニアとして「新しい木の外壁」を常に追求し、社内外をこえた企画・提案を通して、木製外壁の更なる広がりを目指しています。この取り組みの一環として、2020年よりウルトジャパン株式会社様(以下:ウルトジャパン)にご協力をいただき、ある企画を進めてまいりました。

ウルトジャパンと協同し目指したのは、同社の〈透湿防水シート〉とチャネルオリジナルの〈木製外壁材〉を用いて実現する、「斬新な木の外観」です。ドイツやスイスで見られるファサードラタン(すのこ状板壁)のような自由度の高いデザインを「日本の街並み」でも実現可能とし、木製外壁の新たな可能性をもっと広げたい、という想いからこの企画が生まれたのです。

当企画の構想から約2年。遂に今夏からチャネルオリジナルでの透湿防水シート販売、並びにカタログの配布をスタートいたします。→WEBカタログはこちらから

8月5日(金)から全営業所にてカタログを配布いたします!ご希望の方は、お近くの営業所、または担当営業までお気軽にご連絡ください。

2つの品質性能試験で、高い防水性と防風性を証明

ファサードラタンの採用は、防水シート部分まで雨風にさらされることが前提となります。シートの高い防水性・防風性をきちんと証明した上でお客様にご提案ができるよう、2つの品質性能試験に挑戦いたしました。


試験に使用したのは、ウルトジャパンの高耐久透湿防水シート〈ウートップサーモファサード〉です。無地のブラックカラーデザインで、木板のすき間から見えてもかっこよく、意匠性にも優れています。

日常における降雨を想定した「水密性試験」では、試験体全面に脈動圧による風圧を与え、4L/分・㎡の水を噴射する条件のもと実施。結果、計70分・風圧(中央値)1000Paをクリアーし、高い防水性を証明いたしました。

台風並の暴風雨を想定した「送風散水試験」では、試験体全面に脈動風による風をあて、4L/分・㎡の水を噴射する条件のもと実施。結果、計40分・上限風速32m/sをクリアーし、走行中のトラックが横転するレベルの風速にも耐えうる防風性が証明されました。

“木の外壁”の新しい可能性が広がる

設計監理:アーキテクチュアランドスケープ一級建築士事務所
撮影:根岸 功

標高1,000mの高地に建つ温浴施設に、屋久島地杉デッキ材を半割したラフボードをご採用いただいた。木板一枚一枚の美しさが引き立つ外観は、ファサードラタンならではの意匠性と言える。

2つの試験結果から、防水シートのみでの高い防水性と防風性が証明されたウートップサーモファサード。最大50mmまでピッチをあけられるため、ファサードラタン間にスペースをとった“新しい木の外壁”を実現することが可能です!

透湿防水シートと併せて、様々な木製外壁材をご提案させていただきますので、お近くの営業所、または担当営業まで是非お気軽にお問い合わせください。

*HPからのお問い合わせは、GREEN BUILDINGサイトからお願いいたします