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各種自然素材の紹介や住まい方を提案します

チャネル通信 第60回

森の家/森林公園アトリエ



before/2002年

before/2002年










 
「森の家」は、2002年にDADA創設者・佐藤忠幸氏の自邸として建てられました。

天井や壁、床などを全て天然素材で仕上げている他、太陽光発電を採用し、採光の天窓や風を通す開口部を随所に配置するなど、環境にも配慮しています。外観は緑が映える自然の木肌に近いグレーです。森を臨むことのできるオープンデッキや豊かな緑が広がる窓など、隣接した公園の自然と一体化するような住宅です。

この住宅をリフォームし、
一部をDADAのセカンド・オフィス「森林公園アトリエ」として使えるよう2015年に改装を行いました。

「森林公園アトリエ」のメインは、打ち合わせスペースとなるリビングです。
ウォルナットの複層フローリングと白い漆喰の壁により、あたたかく品のある空間に仕上がりました。
高い天井に貼っているのは、自然な色むらが美しいレッドシダーのパネリング。
天然木を多用した雰囲気が、北側に設けた大開口から見える森林公園の緑とよく調和しています。

リビングと書斎をつなぐのは、アトリエの玄関口でもある屋根付きのテラス。
森林公園の緑が目にやさしい書斎は、現在はアトリエの作業部屋となっています。

床に磁器質タイルを貼り、スピーカーや外用のシンクまであるテラスはまるでアウトドアリビングのようです。
気候の良い季節にはここで打ち合わせを行ったり、社内レクリエーションの場としても使われています。
テラスとリビングの間には、トリプルガラスの木製サッシを採用し、真夏の暑さや真冬の寒さにも配慮しています。

アトリエには、ガレージを通った先の外部階段から向かうことができます。以前は屋根付きの駐車スペースだったガレージには、改装を機に木製シャッターを設置しました。
外部階段の周りは遊び心のある木製パネルを採用しています。改装した階段の踏み板に使っているのは、水に強く堅いウリンです。

リフォームにより整えられた住宅部分にも、庭に新しくテラスを設けました。お昼寝や子供のプール、BBQなどが楽しめる広々としたウッドデッキは、水や紫外線に強い再生木を利用しています。屋根のかかった場所は天然の屋久島地杉を使用した縁側のようなスペースとし、その経年変化などもお客様に見てもらえるようにしています。

森の家では、住宅部分も含めてモデルルームとしても機能するよう、部屋ごとの仕上げは実験的に変えています。
改装後は打ち合わせにリビングを利用したり、住宅部分を見学していただいたりしています。
お客様からは「オフィスよりも住まいのイメージがわきやすい」とご好評をいただいています。

■建築概要
用途:専用住宅
建築場所:宮城県仙台市青葉区
構造:木造
階数:2階建て
竣工時期:2002年/2015年改装

■ご採用商品
木製サッシ:キュレイショナー
外壁:ナチュレウォールベベルサイディング、シングルパネル
フロア:北海道産ナラ節有、積層ブラックウォルナット・メープル・オーク、バーチラスティックオイル塗装
天井:ウエスタンレッドシダーパネリングクリアグレード
ガレージ:木製ガレージドア「ウッディ」ソリッドSPF
キッチン:ジェヌイン
デッキ:ウェスタンレッドシダー節有、アマゾンジャラ、屋久島地杉
エクステリア階段:ウリン