CHANNEL ORIGINAL

各種自然素材の紹介や住まい方を提案します

チャネル通信 第56回

京町の通り庭







 
北西から南東の方向に続く、細長い敷地が今回の建物です。
両側道路に面しており、北西側は交通量の多い道路が、南東側には細い路地が通っています。
路地を挟んだ向かいには緑豊かな公園があります。

間口は狭いながらもこの立地を生かし、アクセントとして非常に効果のあるシングルパネルを採用しています。
また同形状を使用せず、店舗看板にナチュレルーフハンドスプリットを使用。
お互いの木材が引き立つ外観に纏められています。
フェンス部分にもレッドシダー1×4or6を使用してガルバとの非常に相性が良いレッドシダーが敷地内に調和します。

また、店内はどこにいても奥行方向の広がりや周囲の自然を感じられるような空間に設計、カウンターテーブル部分には巾ハギフリーボードを使用。
店内が明るい色彩に纏められている為、アッシュ巾ハギ材ならではのがより優しい感じに引き立てています。

また、店内の一直線の通路を通じて両側の空間がつながります。通路横に厨房・キッチンスペースを配置しました。京町家の『通り庭』の発想にも通じるつくりです。

テラス席もある庭は、路地に面した静かな場所に配置。庭に面する大きな開口部から、外一面に広がる公園の緑を眺めながらゆったりとコーヒーを楽しむことができます。
吹抜け上部のハイサイドライト(高窓)により、一層明るさと開放感を感じられます。

■建築概要
用途:飲食店舗
建築場所:名古屋市中川区
建築面積:430㎡
延床面積:110㎡
構造:木造在来工法
階数:1階

■ご採用商品
店舗正面外壁:ウイルウォール ナチュレウォールシングルパネル
店舗看板:ウイルルーフ ナチュレルーフハンドスプリット
店内カウンター:ホワイトアッシュ 巾ハギ フリーボード