グランピングの新しい形 Shimablue










大自然の中にいながら、便利で、快適な設備が備わった施設とともに
優雅に過ごせるキャンプスタイルが「グランピング」。一級河川四万川を見下ろし、手つかずの自然豊かな敷地に建つ「shima blue」
“なるべくそのままの地形を利用し「川」「木」「空」「風」を室内でも感じられ、食事も外でできる。”
をコンセプトとした温泉施設です。

全室露天風呂付き、レストラン棟で受付をすませ、各部屋に移動する独立部屋タイプになっており、部屋までの道のりでも景色や自然を楽しめます。

自然との調和を重視したこのshima blueは、各建物は廻りの自然と同調する色と素材をチョイス。特に屋久島地杉はウッドデッキに使用するだけでなく、設備関係は煩雑になる温泉施設の機械等の目隠し塀にも使用しています。

施設は7つの違ったコンセプトの部屋で構成されており、1つはモルタル作りで無機質な男らしい露天風呂付き、飾り気を省いたシンプルな造り「男の書斎」をイメージした建物、床にはオーク材を使い、高級感も出しています。また1つはビビットな色のソファ、丸いテーブル、同じオークの床材を逆にかわいらしさを引き立てるかのように使用。女子がワイワイ楽しく、をコンセプトとしています。

他にも、ドームテントに檜の露天風呂!という斬新な造りの建物も必見です。

テラスには屋久島地杉デッキを使い、外の景色との一体感を演出。フェンスやルーバーにも同材を分割加工して使用。
廻りの緑を邪魔せず、溶け込むことでより自然を満喫できる造りです。

外壁には焼杉とナチュレウォールベベルノッティを使い建物ごとに個性を出しています。
ナチュレウォールは時とともに美しいシルバーグレーへと経年変化をします。木々の緑とまた美しいコントラスを生み出す事でしょう。

それぞれ独立した建物だけに、一つ一つオーダーメイド木製断熱玄関ドアを使用しています。
各部屋毎に色を変えて、それだけでも楽しめるものとなっています。

同じ材を塗装や小物で見せ方を変えて、また加工で使用用途を変えて、と細部に工夫が多く施されているのがこの「shimablue」。

全体の写真は見事としか言いようがありません。
オレンジ色のライトが建物で灯り、漏れた明かりで緑を照らし、統一されていながらも各建物に個性があり。レストラン棟に至ってはガラス張りで中の楽しげな雰囲気も感じることができます。

まさに便利で、安全で、自然を感じながらキャンプができる「グランピング」をおしゃれに楽しむ事ができる施設です。
屋久島地杉もレッドシダーも経年変化が進み、また違った雰囲気も楽しみたいものです。

■建築概要
用途:旅館、飲食店
建築場所:群馬県吾妻郡
建築面積:306.12㎡
延床面積:407.53㎡
構造:木造
階数:平屋建て×1棟、2階建て×5棟、レストラン棟
竣工時期:2017年4月■ご採用商品
玄関ドア:木製断熱玄関スペリオル(ドアハンドルアイアン特注)
外壁:焼杉サンド塗装仕上ナチュレウォールベベルサイディング
下屋:ナチュレルーフ ハンドスプリット
床:オーク90巾クリアオイル塗装
デッキ:屋久島地杉
フェンス・目隠し:屋久島地杉
天井:WRCパネリングクリアグレード


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地域、お店、様々なPRのチャンネル「タイムマシン」さんのShima Blue紹介動画です。後半に建物の紹介が流れます。是非ご覧ください。