東京板橋区・準防火地域の『樹の街並み』






さて第一回目は東京板橋区・準防火地域においてミニ分譲ながら
大成功をおさめた「樹の街並み」をご紹介します。

みなさまはじめまして。チャネルオリジナルです。
この「チャネル通信」は私たちの日々の活動の中から、「ウイルウォール」によって「木の外観」を実現されたお客様の事例をご紹介していこうというものです。またそこで我々が感じた様々なことも、自由に皆様へお伝えしたいと思います。

7棟口の小規模分譲ですが、完成前に内4棟が完売し、残り3棟も一週間後完売されたそうで、このご時世でこれだけの好評を頂いたのも珍しいのではないでしょうか?
この近辺の分譲相場は、4,500万円前後・・・
今回この分譲は、5,500万円前後とまわりに比べて1,000万円も高く設定されたのにも関わらずです。

広告は2回(2週にわたって続けて配布)。

板橋区内で3万部(二週で計6万部折込)を新聞折込し、第一週目は予告広告、間取りプラン・建物パース・価格等一切告知せず、イメージだけをアピールしました。
ここでの来場者は土日2日間で、20組。
第二週目は前回の広告に外観パースを組み込みました。
ここでの来場者は土日で80組。合計110組の来場者があったわけです。

来場者の感想は・・・

「素敵な外観!いいわね?」これが圧倒的におおく聞こえたそうで、
「木の外壁って予想以上に素敵・・・」
「無塗装の質感がこんなにもいいとは・・・」
「無塗装で平気なんですか?」
「防火性能上問題なく使えるんですか?」といった質問、感想がにあったそうです。
(先方営業担当者談)

この企画を担当された室長からヒアリングさせて頂いたのですが、110組の来場者中絶対に欲しい・・・と思われたお施主様は、なんと80%、うち予算が合わなかった方が80%だったそうで、残りの16組のお客様との商談が始まったそうです。
驚く事に契約になった順番は1番高額の物件から決まっていったそうで、この企画のヒットには室長も満面の笑みを浮かべておられました。

このディベロッパー様と弊社の出会いは昨年のジャパンホームショーの弊社ブースでのことでした。最近の建物は、街並み・外観をあまり重視していない・・・、このウイルウォールなら他社と違った外観を演出できそうだ・・・と私に問い掛けてくれまして、そこからのお付き合いになった訳です。ただし天然木ですからご注意頂く点が非常に多く、多数のミーティングを重ね、遠方ではありますが、神奈川県逗子市に存在する19棟の「木の街並み分譲」の現場視察も実施頂き(弊社でご案内)、木目調の窯業系サイディングにした方がいいか?予算をかけずに少量の部分貼りがいいか?等など真剣な協議を重ねました。
結果、中途半端ではなく実行してみましょう!という弊社の問いかけに賛同して頂き、今回の分譲着手に至ったのでございます。

■最終仕様、ならびにコンセプト街中にいながらも、安らぎある外観で別荘邸宅・・・とも感じられるテイストにしたい。
天然木のもつ風合いを最大限に引き出す外観にしたい。
多少高くてもお客様が絶対に住んでみたい・・・と思わせる演出!
経年変化・経年美・ビンテージを自信を持って売りにしたい・・・
上記の様なコンセプトのもと商品開発を進めました。

■仕様・ご採用商品
ウイルウォール(天然木・防火構造外壁材)をコスト面からではなく、全体の建物のデザインから使用数量を決定。
一棟あたり 約70m2
その他外壁は塗り壁材(木との質感は何があうのか?を優先して決定)。上記の決断が良い商品を生んだ・・・と思われます。また消費者のニーズは我々が予想している以上にデザイン、質感に敏感である・・・という事が判明しました。

現場見学会でご説明される各営業の方々が自信を持って「木」の外壁材の説明をなされた事も大きな力になったことは言うまでもありません。(事前に弊社で講習会を実施、不明な点を残さず「木」の特性を逆手にとって営業説明を実行された事。)
各ご担当者様それぞれが主観的にこの分譲物件を気に入られた事。これらが合わさって今回の分譲現場が成功されたものと思われます、売り易い物件・・・という視点ももちろん重要ですが、自分自身も住みたい・・・という強い思いがなにより強く感じられ、商品となって現れ、お客様を惹きつけるたのではないでしょうか?

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