

Low-EのEはEmissivityの略で「放射」。Low-Eガラスとは「低放射ガラス」のことを意味しています。スウェーデンではエネルギースポーツグラスと呼ばれています。
熱は「伝導」「対流」「放射」という形で伝わります。伝導と対流は熱の移動を防ぐ効果のあるトリプルガラスユニットの中間層が担っています。中間層には静止乾燥空気、アルゴンガス、クリプトンガスなどを使います。静止空気などでは12mmの厚みの空間層が静止状態を保つためには一番効果的な厚みです。同じようにアルゴンガスであれば16mmが一番効果的な厚みです。Low-Eガラスにはこの「低放射」を実現するために特殊金属膜がスパッタリング蒸着方式などでコーティングされます。Low-Eコートは光を透過し、日射熱や暖房などの遠赤外線を反射するものを選択する性能があり、通常のフロートガラスよりも「保温効果」に優れ、室内の温度環境を安定させる特性があります。同時に、Low-Eガラスは高い断熱性能だけでなく、夏場の日射を遮る遮熱性能も兼ね備えています。遮熱性能向上効果は日射の室内への侵入を抑え、夏場の室内の快適さと冷房エネルギー負荷家軽減に効果を発揮します。この性能は「日射熱取得率(η値)イータ値」という値で示されます。このように、性能、用途、コスト等に応じて、多層コーティングを行う高付加価値Low-Eガラスなど、多彩なLow-Eガラスが存在し、Low-Eガラスと一様に表現されますが、使用用途などに応じた特性を持つLow-Eガラスが開発されています。私共は最新のコーティング技術をまとったLow-Eガラスを効果的に配置し、全体バランスに優れた新しいコンフォートエナジーガラスユニットを開発しました。
量産されるトリプルガラスユニットでは世界最高水準の断熱性能を有し、性能からは想像出来ないガラスユニット総厚を誇ります。ガラスユニット単体で0.83Wという世界最高水準の熱貫流率(断熱性能)を僅か総厚40mmのガラスユニットで発揮する私共が「スマート」と評するガラスユニットです。このガラスユニットは室内側の最新のマルチスパッタリング蒸着方式を導入したLow-eガラスのよって、UVカット率91.4%を確保しています。また通常1層のガス層を2層にし、さらにその厚みをそれぞれ変える事で、異層・異厚効果により防音性能の向上を図りました。このガス層を2層にすることと最新のマルチスパッタリング蒸着方式を導入したLow-eガラスの相乗効果によってLow-eガラス1枚でありながらこの最高水準を可能としています。「スマート(賢い)」にふさわしい性能と、抜群の「UVカット性能」というPLUS機能を加えたガラスユニットが省エネルギー建築の最先端を担います。


ウォームエッジはガラス表面温度が露点温度以下になる温度冷却を防ぎ、ガラスユニット室内側の窓枠周辺部の結露を大幅に減少させ腐食などの劣化を防止しやすくなります。そして木製窓枠の潜在能力を向上させ、エネルギー損失を防ぎます。従来のアルミスペーサーと比較し、ガラスユニット全体の熱損失を0.1W/m2k〜0.3W/m2kまで減少させることが出来ます。
(EN ISO 1007-1:2006及び1007-2.10/2003基準準拠)窓全体からの熱損失を抑えるためには、窓枠の優位性だけではなく、ガラスユニットの細部まで熱損失を抑える総合的な工夫を私共は惜しみません。全体のコストから考えて、最小限のインベストメントで確実な省エネルギー性能が得られます。少しの工夫が大きなCO2削減に結びつき、省エネルギー社会への近道と考えています。私共は窓製作企業として環境投資を行っていきます。そして、僅かな製造コスト削減ではなく、次代への長期的な環境投資を重視します。
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