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各種自然素材の紹介や住まい方を提案します

BD WOOD

針葉樹を硬化することにより広葉樹同等の耐久性と寸法安定性を実現
BD WOOD
木材硬化技術を健康な森づくりへの第一歩に繋げたい BDウッドのご紹介

生態系の保全や種の保全を行う上で礎となる健康で豊かな森。そしてその健康な森がスピードで失われている現実。健康で豊かな森を復興・保全していくために、私たちはどのようなお手伝いができるのか?まずは、人工林の大部分を占め比較的再生産がしやすい針葉樹資源の用途を広げ使っていただくことで健康的な森づくりへの足がかりにできないだろうか。そんな想いから最先端のオーガニックテクノロジーを駆使し開発した新しい提案。それが次世代型ハイブリットハードウッド「BDウッド」です。

   

BD WOODの特徴1 Wood Hardening 木材硬化技術

木材は大別すると、Soft wood(針葉樹)Hard wood(広葉樹)のふたつに分けられます。

針葉樹は常緑樹であり、比重が比較的低く、柔らかいため加工が容易です。サイズの自由度も高く、柱・梁などの構造材にも多く使われています。ただし適性な乾燥措置をとらないと狂いが生じやすく、柔らかいので当然傷もつきやすいという欠点があります。

広葉樹はおもに落葉樹です。比重は高く、そのため「硬くて」「重い」性質を持っています。建具・家具、楽器などに用いられており、比較的寸法安定性に優れ「高級材」として用いられる木種が多いです。一方「硬い」性質から、「幅の広い」「長さの長い」製品になると、「 反り・曲がり」を起こしやすく、良材はどうしてもサイズの自由度が少ないのが欠点です。

木材硬化技術は、サイズ自由度の高い針葉樹を硬化させることにより、「寸法安定性の確保」、「広葉樹並みの耐久性」という、針葉樹と広葉樹の長所を取り入れていくことを目指しています。「再生産容易な針葉樹の資源を有効利用するための技術のひとつ」なのです。


BD WOODの特徴2 FSC認証材のみの厳選素材

BDウッドは、全て「適切に管理された森林」に由来する製品であることが保証されるFSC 認証を取得したニュージーランド産のラジアタパインを材料としています。FSC 認証材であれば適切な管理のもと生産から流通までしっかりとしたプロセスが組まれているため、違法伐採材などの心配はございません。公共の建物にも安心してご使用いただけます。
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する国際機関。その認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。このFSCのマークが入った製品を買うことで、消費者は世界の森林保全を間接的に応援できる仕組みです。森林がもたらす環境的、社会的恩恵を永続的に受け続けるためにも、供給者側も消費者側も持続可能な管理がなされた森林から産出された木材や木材製品の提供、使用が求められています。
FSCジャパンのサイト:https://jp.fsc.org/

BD WOODの特徴3 VOC(揮発性有機化合物)フリーの安全性

BDウッドは、有害な揮発性有機化合物を極限まで抑制しました。BDウッドで使用される薬剤およびBDウッド自体の揮発成分の検証において、北米で最も権威のある独立検査機関GREEN GURD で試験を行い、表の通り全ての項目において基準数値を下回る結果を得ました。芯部分に至るまでの安全性が確保されており、住宅はもちろん学校や病院などのよりシビアな環境でも安心してお使いいただけます。

GREEN GURD 試験結果
試験項目 BDウッド 薬剤のみ
特定揮発性有機化合物 0.1TLV 以下 0.1TLV 以下
ホルムアルデヒド 0.05ppm 以下(0.06mg/ m3) 0.05ppm 以下(0.06mg/ m3)
スチレン 0.07mg/ m3 以下 0.07mg/ m3以下
総揮発性有機化合物 0.5mg/ m3以下 0.5mg/ m3以下
総アルデヒド 0.1mg/ m3以下 0.1mg/ m3以下

GREENGUARD Certification のサイト http://www.greenguard.org/

BD WOODの特徴4 含浸カラーリング処理


硬化薬剤と共に自然系顔料を注入することで木の内部まで色を付けています。
表面塗装ではないので、どこを切削しても同じ色が保たれます。
色が内部まで浸透している様子がおわかりいただけると思います。

BD WOODの商品ラインアップ

BDエンジニアボード

硬化含浸カラーリング処理をしたラジアタパイン材をエッジクルーのフリー板に加工処理しました。横方向に継ぎ目のないフリーボードですので、シンプルで飽きのこない高級感をお楽しみいただけます。

※長さが3,900mm以内であれば、幅1,200mmまで製作が可能です。
 カスタムサイズの価格および納期は都度お問い合わせください。


BDデザインボード
BDエンジニアボードの特性を活かした意匠性の高いデザインボードです。
BDエンジニアボードを縦・横・斜めと自在に加工することで、様々なパターンのデザインボードが制作できます。
デザインボードを家具や造作材にお使いいただくことで、より一層意匠性の高い空間演出が可能です。
※デザイン・価格および納期は都度お問い合わせください。
 


BDカスタムプログラム
BDエンジニアボードを使って「こんな商品を作りたい」「半製品まで加工してほしい」など、様々なニーズにお応えするカスタム加工も対応しています。
ご希望の加工を図面などでご指示いただければ出来る範囲で対応させていただきます。
ボルト連結用加工、脚部取付用加工、脚部アジャスター加工など、用途に合わせた特殊加工も承ります。詳しくはお気軽にお問合せください。


テーブル、カウンター等の家具の天板、窓台、面台、額縁、笠木、手摺等の造作材に。階段材、フローリング、パネリングにも。

BD WOOD の生産を始めたコンセプト


2010年に行われた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では日本をはじめ、世界各地にある「伝統的な自然共生の知恵」と「現代技術」を組み合わせ、自然資源の持続可能な管理と利用のための共通理念を構築し、全世界の自然共生社会の実現に活かしていく取り組みを「SATOYAMAイニシアチブ」と名付けました。

生物多様性」の概念が世界基準を目指す中で「SATOAYMA」と銘打たれたこのフレーズが「林業国日本」本来の森林ポテンシャルを示していると言えるでしょう。そんな中、私達は単純に国産材の活用が自然共生社会の実現とは考えません。「本来その土地が持っている生物多様性を棄損ぜず」そして「本来の多様性を復興していく」木材利用こそが必要と考えます。

もちろん「産業用材」として伝統的に「木製品の生産基地」の役割を担う森林もあるでしょう。
しかし一方で「その土地の土壌を守り」「水を守り」「そこに住む他の動植物の生態を守る」役割が森林にあることを忘れてはならないのです。

戦後の復興期の中「構造用材」の「畑」のごとく針葉樹の「単一林」が増えたことで、私達は「手入れのされない森の荒廃」「花粉症」「土壌基盤の脆弱化(例えば土砂崩れ)」など様々な問題に面しています。本来「針葉樹林」は産業用材として汎用性がある一方で、下草刈りなどコストもかかり、地盤としても広葉樹と比較して弱いと言われます。一方で広葉樹との「混合林」を構成していた「生態系」においては、「産物としての経済性」「土壌としての基盤」などのバランスがとれ、「土地としてのポテンシャル」が存在していたはずです。 つまりそこから「建築用途」「家具用途」など様々な経済性をもつ「産物」が「地産」として生み出され、しかもその森から得られる多くの恩恵が「地消」を促していた(いる)のです。(もちろん今でもそういう地域はあります。)

私達は「木」を「製品」として扱う立場として、「産地」と「樹種」を適正に選択し、そこの林産業において存在する「伝統的な知恵」を借り、「現代技術」を加えることによって木材用途を広げる事を目指していきたいと考えます。そしてそれが「現在保持されている生物多様性を破壊せず」「将来的に失った森の姿を元に戻す流れに繋がる」と思うのです。

「BDウッド」は「きちんと管理された針葉樹」をハーデニングという「現代技術」によって「広葉樹製品同等」に「変質」します。これにより、不要な広葉樹林の伐採を減らし、それが例えば日本であれば本来の「混合林の復活」に繋がるのではという「一縷の願い」を込めました。もちろん他の防火技術、窓製品の開発も同様な思いを込め「用途開発」「製品開発」を続けて参ります。「使う」というだけの面で「木」を「環境」と結び付けるのではなく、環境そのものの変異に配慮しながら「使う」ことを考える-それこそが「自然共生」であり、私達木材、建材業者が担う「生物多様性」への役割だと思うのです。 チャネルオリジナル株式会社

ご不明な点につきましては、下記の各種問合せボタンからお気軽にご連絡ください。

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